
都市の環境は、地域の歴史と風土に根ざした市民共同体が日々の生活の中から創りだしたものです。その都市環境が機能性、利便性、そして一時の経済性を追い求めるあまり、貴重な何かを失ったことに気づいている人も多いはずです。幼児期に体験する原風景や小動物との身近な交流は、その人の精神構造に大きな影響を与えるといいます。因果関係は定かではないものの、日常的に発生する諸々の社会問題も都市環境と無関係ではありません。自然と対立し克服したかに思った人間は、実は自然から逃避したにすぎず今になって大きな自然からのしっぺ返しに戸惑っているのではないでしょうか。
縦割りになりがちな行政と多岐にわたる市民ニーズを調整し、その横つなぎのために力を注ぎ、誇りを持って次世代に受け継げる都市環境の改善と、省エネルギー・循環型社会の形成に向け努力したいと考えています。何卒皆様の従来に倍してのご支援ご協力をお願い申し上げます。